
【犬を家族に迎えたい】でも自分は一人暮らしだし・・・と、犬を迎えることを諦めているかたも多いのではないかと思います。
この記事では、一人暮らしでも犬を家族に迎えたいという願望はあるけれども一歩踏み出せない、どんな環境なら一人でも犬と暮らしていけるのだろう?と悶々としている方に向けて、犬を迎えるための心構えと仮に一人だとしてもこんな環境なら犬と暮らすこともできるのでは?という私なりの見解を述べさせていただきます。
最後までお読みいただけたら嬉しいです。

私見になりますが、経験から悟ったことも多いので参考にしてくださいね!
犬を迎えるために知っておきたいこと

犬を家族に迎えるということは命を預かるということ
当然ながら、犬は一人ではご飯も作れないし散歩にも行けません。
もしも病気やケガに見舞われても、病院に一人で行くこともできないのです。
大げさなように聞こえますが、犬を迎えるということはその子の命を預かるということなのです。
複数の家族がいて、犬を迎えるのであれば食事、散歩など普段のお世話も分担してできますが、もしも一人暮らしで犬を迎える場合は、一人ですべてのお世話をすることになります。
そのことを大前提に頭に置いておきましょう。
チェックポイント
犬を迎えるということは終生飼育をするということ。
犬は7歳になったらシニアの仲間入りです。
私たちよりも遅く生まれて、早く老いていくのです。
老いるということ、できなくなることも増えていく可能性もあるということ。
病気になってしまい看護が必要になるかもしれないし、老いて介護が必要になるかもしれません。
迎える前から考えたくないことですがシニアになってからの事も考えて覚悟して犬を迎えましょう。
犬を迎えるには飼い主は心身ともに健康であること
犬と一緒に暮らすようになると毎日本当に癒されて心が和み幸せな気持ちになります。
しかし、先ほども書いたのですが当然ながら毎日のご飯や散歩などは自分でお世話をすることが大前提です。
よって、犬をお迎えするためには飼い主は心身共に健康でなければなりません。
そして、その健康を維持し管理ができるメンタルを持っていなければ、もしも犬を迎えても犬を幸せにしてあげることはできないのです。
体が健康であることはもちろん、心も健康な状態で犬を迎えてあげるのがベストです。
心がフラットな状態でいることは愛犬にも良い影響を与えるという研究結果もあるそうです。
まずは、飼い主の健康ありきで犬を迎えましょう。

私も健康ではありましたが犬を迎えるときに絶対に健康を損ねてはならないと、健康のままでいる!と決意しました。
犬を迎えたらお金がかかる
とてもシビアな話ですが、犬の終生飼育にはお金がモーレツにかかります。
たまにペットショップなどでまるで物を買うように衝動買いする人を見かけますが、後先考えずに犬を迎えたらこんなはずでは・・と後悔することになります。
犬をお迎えするときに準備するものや、ご飯代、トリミング代、時期的にはワクチンやフィラリアの予防薬、もしも病気になってしまったときの医療費・・
数えたらキリがないのです。
子供一人育てるくらいの感覚でお金がかかると思っていてもいいくらいです。

私の2代目の子は、18歳まで生きてくれました。
しかしシニアになってからは病院への通院も増えて、最期の2年間で医療費だけで100万は超えていたと思います。

医療費はカード支払いでしたが、請求額を見て毎月焦っていました。
自由な時間が制限される
犬には散歩が必須です。
散歩の時間には必ず家に帰って、散歩に行かなくてはならないし、ご飯も一日2回は食べさせてあげないといけません。
ということは、飼い主の自由な時間はかなり制限されてきます。
もちろん、物質的なことばかりではなく飼い主が家にいなくてお留守番ばかりでも、犬のストレスはたまり健康を害する可能性もでてきてしまいます。
犬のために時間を割くことができなければ犬を迎えても、お互いがストレスになってしまうでしょう。
犬を迎えるために必要な環境

一人暮らしで犬を迎えてお互い笑顔でいるためには適切な環境というものは大切です。
どんな環境であれば、一人暮らしでも犬をお迎えしても安心なのでしょうか?
近くに頼れる人がいる
一人暮らしで犬を迎える場合、近くに頼れる知人や友人、身内の人などがいるということはもしも何かあった時にとても心強いです。
もしも、いなければ信頼できそうなペットシッターさんなどを探しておくなどでも良いです。
逆を言ったら全く頼れる人がいない環境で犬を迎えるということはおススメできません。
いずれにせよ、何もなければそれに越したことはありませんが、もしも何かあった時緊急事態の時に頼れる人がいる環境で犬を迎えるということを念頭に置いておきましょう。
部屋にある程度動き回れるフリースペースがある
人にも犬にもパーソナルスペースというものがあります。
今は家の中で犬を飼うというのが常識です。
部屋の中にケージを置くこともありますし、トイレも設置するでしょう。
犬は家の中をいきなりダッシュして遊ぶこともありますし、好きな場所で寝たい、休みたいなどもあります。
犬がいる部屋にある程度、フリースペースがあった方がお互い心地よく過ごせます。
お互いを尊重する意味でも、部屋にある程度のフリースペースがあったほうが良いでしょう。

規則正しい仕事であること
犬を育てるためにも、自分が生活するためにも仕事は必須です。
しかし、仕事があまりにも残業の多い職種や夜勤などがある職種の方の一人暮らしでの犬との生活はおススメできません。
理由は以下の通りです。
- 留守番時間が多すぎると犬にストレスが溜まり問題行動も多くなる
- 犬は規則正しい生活を送ることにより健康維持につながるため
仕事をしていて犬を留守番させてしまうことは、致し方ありません。
しかし残業も少なく、同じ時間に家を出て帰ってこられる仕事であれば犬も少しずつ慣れていってくれるはずです。
ところが仕事のシフトがあまりにも変則的で帰りの時間も定かでないという場合は、犬に長時間の留守番を強いてしうので犬のメンタル的にも悪影響をおよぼしてしまうことがあります。
そして犬は基本的に毎日同じ生活を送ることで、その生活にも慣れていきます。
規則正しい生活を送ることにより、健康維持にもつながります。
犬と健全で穏やかな生活を送るためには規則正しい生活が必須となってくるのです。

犬は規則正しい生活が一番!
まとめ
犬を家族に迎えるということは、一大決心、大イベントだと思います。
ワクワクしてどこに散歩に行こう?とか、ドッグカフェやドックランにも行きたいなー、毎日モフモフして癒されちゃう!なんて迎える前はいろんな事を妄想するかもしれません。
犬がいるとたしかに生活にハリが出て、癒されます。
しかし、今一度犬にとって良い環境か?犬を迎えるということはどういうことなのか?を立ち止まってよく考えてから迎えてもらいたいと思っています。
一人暮らしでも、犬を幸せにする!という決意と覚悟があれば絶対に犬を幸せにできるし自分も幸せになれると思います。
逆に良いことばかり、ワクワクすることばかり考えて現実的なことを考えないとこんなはずではなかった!となってしまうかもしれません。
もしも犬を迎える決心をしたら、私の経験から学んだことなどもシェアさせていただきますので、一緒に一人と犬で幸せになっていきましょう!